活用提案
酸脱脂用の粉末射出成形 (PIM) のバインダー樹脂
FF520
ポリアセタールコポリマー「テナック™-C FF520」


詳細は、ダウンロード資料をご覧ください
課題解決に、旭化成の「テナック™-C FF520」を是非ご検討下さい。より詳細な情報は、下記のダウンロード資料をご覧ください。
粉末射出成形 (Powder Injection Molding : PIM) とは、金属又はセラミックの粉末にバインダーを加えて射出成形した後、脱脂・焼結することで小型かつ高精度の金属・セラミック部品を製造する技術です。
粉末冶金を発展させた金属部品製造方法の1つで、1970年代にアメリカで開発されました。従来の金属粉末治金法とプラスチック射出成形法を組み合わせたものです。従来の粉末冶金は「プレス成形」と呼ばれ、金属粉を金型に入れて比較的簡単な形状の部品を成形するものでした。これに対してPIMでは、射出成形と同じ原理で金属を成形することにより、形状が複雑な部品を大量生産することができます。
PIM のバインダーとして用いられる樹脂の中でも、ポリアセタール (POM、ポリオキシメチレン) 樹脂は、加工性・寸法安定性・機械強度に優れ、融点を超えるまで各種物性が安定的な結晶性樹脂です。ギア等の精密樹脂部品の射出成形で主に用いられる材料ですが、この特性をそのままPIMに活かすことができます。
旭化成は、粉末射出成形(PIM)において、酸脱脂向け・加熱脱脂向けに好適なバインダー関連製品をご提案いたします。
従来の酸脱脂向けバインダー樹脂「テナック™-C FF520」に加え、今回新たに、加熱脱脂向けに好適な骨材バインダー「テナック™-P PT220」を開発いたしました。
課題解決に、旭化成の「テナック™-C FF520」を是非ご検討下さい。より詳細な情報は、下記のダウンロード資料をご覧ください。
「テナック™-P PT220」は、粉末射出成形 (PIM) において、加熱脱脂に好適な骨材バインダーとして開発されたグレードです。
旭化成のプラスチック事業で培ったアロイ技術を用いて、複数種の骨材樹脂を分散させることで、焼結体のボイド・残渣を低減しました。小型部品に使用されることの多い加熱脱脂に好適なグレードです。
旭化成の「テナック™-P PT220」について、より詳細な情報やサンプル提供をご要望の場合は、下記よりお問い合わせください。