3Dプリンタ

3Dプリンターとは、3次元の物体を作る機械です。
3DCAD等で作成した3次元データを基にして、実際の立体構造を有する物体を作ることが可能です。

粉末床溶融結合方式3Dプリンター(Powder Bed Fusion, PBF)向けにポリアミド66ベースの粉末を開発中です。高い造形性と耐熱性を有しており、従来にない形状の部品設計を目指します。
射出成形では難しかった中空部品、薄肉部品やその他複雑な形状の部品の造形に貢献します。また、従来のポリアミド粉末(ポリアミド12、ポリアミド11)より耐熱性が高く、造形ウィンドウも広いため、耐熱性が要求される事務機の内部部品や自動車の内装品への利用も期待できます。

広い造形ウィンドウ

3Dプリンター造形の際、造形品の反りや寸法精度を制御するために、造形中の溶融状態(樹脂の融点と固化点の間)を安定して維持する事が重要です。レオナのPBF用粉末はこの造形ウィンドウが広く、造形の安定性および形状の自由度の向上が期待できます。

高い耐熱性

自動車の内装部品は、直射日光により80℃近くになると言われています。レオナのPBF用粉末は、80℃環境下で一般的なポリアミド12に対し、1.5倍の強度を有するため、自動車の内装部品においても高い設計自由度が期待できます。

自動車のエアベント

冷風や熱風を吹き出すエアベントは、複数の樹脂部品で構成されており、組み立て工程が必要です。また、内装品の中でも高い耐熱性が求められます。3Dプリンターの技術を生かし、複雑な形状であるエアベントの一体造形による、組み立て工程の省略を目指します。ポリアミド12より高い耐熱性を有することから、部品の薄肉化、小型化が期待できます。また、3Dプリンターの高い形状自由度から、射出成形では成し得なかった複雑な形状にも対応でき、風の流れの効率化やデザイン性の高さの追求が可能です。

自動車のエアベント

環境への取り組み

レオナのPBF粉末は、新たなポリアミドのラインアップとして部品の樹脂化による軽量化、3Dプリンターの特徴である原料、在庫、廃棄物の低減を可能にします。
SDGsの目標⑦エネルギー、⑨イノベーション、⑫生産・消費、⑬気候変動に貢献します。